家で勉強していますと言うけれど…

深谷市の塾、彩北進学塾です。

まだ期末テストが終わっていない中学校や高校がありますが、ほとんどの学校が終わって今日から部活動が再開しているようです。この暑さでの部活動は本当に大変でしょう。昔と違って厚さが尋常ではないので、命の危険を感じる前に休む勇気も必要ですね。それが難しいのでしょうが、命よりも優先して部活動なんてありえないわけで、自分の命は自分で守っていきましょう。だいたい登下校ですら危険な暑さです。しっかりとできる限りの熱中症予防をしてほしいと思います。

さて、今年度は塾に自習に来る生徒が多いので良い感じではあるものの、声がけしてもなかなか自習に来ない生徒がおります。それは毎年同じことですが、自習に来ない生徒が言うセリフで多いものに、「家でやっているので大丈夫です。」というもの。

家でやっているから大丈夫、と言っている生徒で本当に大丈夫だった生徒はあまりいません。中にはおりますが、だいたいは大丈夫ではないケースです。

おそらく家で勉強をしているといっても本人の中では勉強をしているのですが、実際はそれは勉強?となっていることが多いです。

家でやるととにかく誘惑の多さに負けそうになります。負けそうというか負けています。

勉強している最中にスマホをいじっている

知らないうちに寝ている

休憩時間のほうが長くなり、休憩時間の休憩が勉強時間!?

そもそも机の上の整理整頓が大半を占めている

教科書をただ眺めている

太字のものをノートに写して意味を書いて終わり

などなど、もっとあると思いますが、もしかしたら2時間やったとしても本当の意味で勉強した時間は30分にも満たないということはあるあるではないでしょうか。

お子様が自宅で机に向かっていると保護者の方も「うちの子は勉強しているな」と勘違いしてしまいがち。テストの点数が判明すると「あんなに勉強していたのになんでこんなに低いの?」ということも多いかもしれません。

学校の定期テストは勉強時間、勉強内容に点数がほぼ比例してしまいます。30店であるならば30点分の勉強をしたわけです。30点分の勉強したところは認めてあげていいですが、残りの点数をどうするかはきちんと話をした方がよいでしょう。

そして、毎回テストのたびに同じことをしていれば点数は下がる一方です。私自身は「中学生は家で勉強しないもの」と思っていますので、だからこそ再北進学塾は毎にし自習が可能にし、積極的な自習への参加を促しています。

普段来なくてもせめてテスト前くらいは、ということでテスト2週間前からはテスト対策期間として自習にくる状況になるよう盛り上げています。

子どもたちが勉強していると思っていても実は勉強ではない時間が長かったりもするので、やはり勉強は家よりも場所を変えてやる方がよいでしょう。

勉強するときはそれ以外はやらないと決めることです。そして時間やページを決めてそれが終われば後は何をしても良いという状態が理想かと思います。

中学3年生はこれから受験に向かっていきますので、平日は5時間を目指していきましょう。高校3年生もこの時期からは最低でも5時間でしょう。勉強していないと不安、という気持ちになるくらいがちょうどよいかもしれません。

本当に家で勉強できる人は、おそらく相当点数が良いはずですので、そうではない場合は、塾などの力を借りていきましょう。