真似る

勉強の仕方は人それぞれ。

それでよいと思いますが、なんだかんだで私自身もすでに塾指導歴が23年となりますので、たくさんの生徒を見てきました。

この彩北進学塾でも12年目ですので、勉強の出来る生徒の特徴や共通点、逆に勉強が苦手な生徒の特徴や共通点などいろいろとわかっております。全員が全員必ずそうではありませんが、傾向としてということですが・・・

人それぞれでもよいとは思いますが、やはり学校でも塾でも家族でも勉強ができる人というのは身近にいるものです。単純に学校のテストや順位だけではなく、「あの人は頭がいいなぁ」と思う人もいるでしょう。

そういう身近な人がやっていることを観察したり、話を聞いてみるのも新たな学習方法につながっていくと思います。そして、スポーツでも楽器でもなんでもそうだと思いますが、「真似をすること」が意外に重要だと思っております。

幼児などは大人の真似をします。行動にしろ声に出す言葉にしろなんでも真似てみるのです。それはおそらく人間だけに限った話ではないでしょう。

スポーツでは上手な人の真似をした見ることが多々あると思います。勉強も同じです。身近に手本となるような人がたくさんいるはずです。スポーツだと真似を使用と思うのに、勉強になると「どうせ頭の出来が違う」とか「あの人は特別」とか「自分は馬鹿だからどうせ・・・」のようになってしまい、結局何も変わらないということが多いように思います。

授業を聞いているときの様子やノートをどう取っているのか、家出は何をどんな風に勉強しているのか、答え合わせはどうしているのか・・・挙げればきりがないほどいろいろ出てきます。そのすべてを全部真似ることはできませんが、何かできそうなものや、いいな、と感じるものがあったらやってみるべきです。

今までと同じ学習法では、結局、結果は今までと同じです。成績を上げたいという思いはあるのに、行動はそれに伴わないケースが子どもたちを見ているとたくさんあります。

勉強ができる生徒は勉強面以外でもやはり参考になります。日常生活もそうだと感じます。挨拶ができるか、授業前に道具は準備する・・・など当たり前のことですが、それがきっちりできているのではないでしょうか。

何か一つでも真似をして得るものがあったら、それをもとにして自分の勉強方法につなげていけばいいわけです。真似ることは悪いことではなくむしろ大事なことです。成績アップや学習の成果を出すためにもたくさん真似をしてみてください。