中学3年生はぜひ読んでみてください

中間テストが終わって結果も返却され始めているところだと思います。結果に一喜一憂している場合ではありませんが、まず中学3年生は今後の流れを確認しておきましょう。

まず、受験ですが、埼玉県の私立高校入試ですと本日を入れるとあと235日となります。

では、この後ですが、まずは運動部の場合は、最後の大会があります。ですので彩北進学塾の塾生もそうですが、この時期の部活は非常にハードですから疲れています。

そして、資格試験もあるでしょうか。英検は終わりましたが、2次試験もありますし、漢検や数学検定もあるかもしれません。

まだ修学旅行がこれからの学校もあるでしょうし、7月の頭には今度は、期末テストです。

期末テストが終わると夏休みへとなるわけですが、まずはここで大事な点です。

・私立高校の個別相談は10月頃からスタートしますが、その際にもっていく資料は、直近の北辰テストの結果と1学期の通知表の結果になります。

つまり、1学期の通知表を持っていくということは、次の期末テストでほぼ決まるということです。かといって焦っても仕方ありません。考え方です。今回の中間テストが良かった場合でも悪かった場合でももう1度チャンスがあるということです。もちろん、普段の授業態度や提出物などは当然ですが、大きく通知表に関わるのは中間・期末テストなわけですからここをおろそかにするわけにはいきません。

私立は考えていないから関係ない、と思われる場合はそんなことはありません。それは、公立高校の調査書の点数が大きく入試の結果に関わるからです。1学期と2学期の総合で、中3の内申点が決まります。よって、2学期頑張るから、と言っていても1学期が頑張っていないと総合的に見たら、数字が変わる可能性があるのです。

中学3年生は、1回1回のテストや毎回の授業がとても重要だということです。そこで、まずは運動部のみなさんは、部活の大会との違う意味での戦いです。ものすごく疲れてしまうし眠くもなってしまうでしょう。勉強モードにならないことでしょう。でも、それはみんな同じ条件です。

塾生にはいつも言っています。何もやらないとあっという間に学力は下がってしまいますので、とにかくやらない日はできる限り作らないようにして、毎日継続するのが一番強いのだということを。

どんなに疲れていてもどんなに眠かろうと、寝る前のほんの数分でもいいから、教科書を音読してみる。または、お風呂上りにちょっとだけ単語の練習をする。夕飯の前に、計算を10題だけ解く。もっと言えば、その日の授業の復習を少しだけ隙間時間でやってみる。こういう些細な努力が大きな力になります。

疲れたから、眠いから、という部活のいいわけは、ただやりたくないということだと思います。部活をいいわけにしてしまってはいけません。入試は着実に近づいてくるわけですし、きちんとやっている人も多くいるのが現実です。

そうしていかないと部活を引退した後に大きな差になってしまうのです。部活動やっていた時間がすっぽり空くことになるわけですから、そこをどう切り替えられるかが大事です。

何度か書きましたが、過去の塾生で最も成績が伸びた生徒は、引退したその日から塾に毎日自習に来ました。引退したその日、というのがポイントです。引退した日は誰でも休みたいと思うところですが、この生徒は違いました。

結果、中2の3月の北辰テストでは偏差値43でしたが、中3の12月の北辰テストでは、偏差値が58になりました。わずか9か月で15も上がったことになります。

たかが1日、とおもうかもしれませんが、気持ちの部分で違います。ですので、塾生にも中間テストが終わった日や、部活を引退した日など、ほとんどの人がやらない日でも自分はやるんだという気持ちを持ってほしいといっています。

それに、部活動ではきっと1日も無駄にするな、という気持ちで練習をしていたわけですから勉強でも同じことが言えます。

かといって、早く負けてこい、というつもりは毛頭ありません。全力で最後の大会を頑張ってぜひ県大に出場してください。いくつかの部活は今年も見にいかせてもらう予定です。

要するにどっちも頑張れということです。中途半端が一番いけません。片方をいいわけにせずに、どちらも全力でやってくださいね。

そんほうが良い結果になりますので。

文化部のみなさんは、時間があると思って余裕だと返って引退後の運動部にあっという間に追い越されてしまいますので、毎日、コツコツと時間を作って学習を進めていきましょう。

彩北進学塾では、毎日塾を開けて自習可能な状態にしておりますので、頑張る生徒さんを応援しています。

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