成績が伸びる生徒の共通点2

成績がのびる生徒の共通点1に引き続き、今回はこれです。

1問1問を大切にする生徒は伸びる

問題を解き始めると、勉強が苦手な生徒ほど早く終わります。

わからなくてほとんど飛ばしたから、という理由はあるかもしれませんが、たとえば、できる問題でも同様です。

これは問題演習に限らず、テストや資格試験などでも同様な気がします。

一通りやったら、もう終わり、としてしまうので、早いのです。

できる生徒は1問1問に時間をかけます。

私自身も特に入試や北辰テストなどの数学をやる際は、以下のようなことを伝えてから始めさせます。

「大問1の計算問題に30分かけても良いから」

「1問1問の重要性を意識して、丁寧に、3回くらい解いても良いから」

といった感じです。

要は、簡単なものでもしっかりと途中式を書いたり、図や表を書いたり、きちっと取り組むということです。

正負の計算や文字式などは確かにパッと見でできるかもしれませんが、そういう問題でもしっかりと良く見てよく考えて丁寧に解くということです。

ですから、できる生徒は、時間がかかります。

どんなテストをやっても、時間制限いっぱいまで時間をかけております。早く終わってもやり直しや見直しをじっくり行います。計算ミスがないか再度確認もします。

そういう1つ1つの問題に対して、きっちり丁寧に解くという気持ちが大切です。

ですから、問題演習が終わった後の答え合わせなどを見ても、勉強が苦手だったり、できない生徒の方がすぐに終わります。丸か×かつけるだけ、または解説をただ読んでおわりにしてしまうからです。

できる生徒は、問題を解く時間よりも答え合わせのほうが時間がかかるほどです。

これも私は塾生にはいつも伝えていますが、「答えは丸か×か、だけではなくて、問題と照らし合わせて、解説も見て、そしてもう1度自分の力で解いてみる」ということを。

解説を使って学ぶことが大切なので、問題を解いたあとに行う、丸付けは、問題を解いている時間よりも重要なほどです。

ここが大きな差になります。

どんな問題であっても、1つ1つが点数になり、その積み重ねが合計点になるわけですから、いくら簡単でも重要度は同じです。

1つ1つの問題を丁寧に解くようにしていきましょう。

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☆彩北進学塾 中学部保護者会

   7月13日(土)18時30分~実施

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