埼玉県公立高校入試(国語)の問題を解く順

埼玉県の公立高校入試問題の国語は、以下のような大問構成になっております。( )内は点数

1.小説 (25)

2.漢字・語句・文法・敬語など (22)

3.論説文 (25)

4.古典 (12)

5.作文 (16)

北辰テストや実力テストなどもほぼ同様です。

上記を見ても分かるように、文章の読解問題2問で50点の配点です。逆の言い方をすれば、文章問題を解かなくても50点は取りに行けるということです。

ただし、大問1の小説と大問3の論説文は、文章が非常に長いです。約3000~4000字程度の文章を読むことになりますので、非常に時間がかかります。

できる限り時間をかけずに解答する必要があります。

よって、埼玉県の国語の問題を解く場合は、解く順番が重要となります。

まず知識事項である大問2からスタートし、大問4の古典へいき、そのまま大問5の作文がよいでしょう。作文は100点のうちの16点分もありますので、時間がなくて終わらなかった、ということではいけません。先にやって少しでも点数を取らなければならないでしょう。

そこの50点分を最初に行ってから文章題に行く方が時間的にも点数的にも良い気がします。

では、小説と論説文はどちらが先か、ということですが、子どもたちは小説のほうを選びますが、点数を取るということでは論説文が先のほうが良い気もします。

ただ、そのへんは、普段のテストなどの結果も踏まえてどちらが点数を取りやすいのか確認してから決めてもよいかもしれないですね。

このように解く順番を変えてやるのは、結構慣れが必要です。ですからふだんからこのように解いていき、時間配分なども身につけていく必要があります。

※大問2の漢字や語句の問題では、慣用句やことわざ、故事成語、敬語などの知識が必要となってきますので、日常的に学習をしておきましょう。

国語の平均点は、だいたい55~65点の間ですから、国語は他の科目と比べると平均点が高めです。ですから国語で点数を落としてしまうのはいけませんので、ふだんからしっかりと国語も学習をしておきましょう。

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