練習は嘘つかない

昨日の義務教育での点数は、の話とほぼ同じ漢字になりますが、よくスポーツの世界で聞く言葉ですが、

「練習は嘘つかない」というセリフ。

練習を一生懸命やれば、試合でも結果を出す確率が多い、という意味でしょうか。実際は、ただ練習をたくさんやれば結果が出る、という意味ではなく、どれだけ中身のある練習をしているかということだと思います。

練習時にきちんと課題を持って取り組む、工夫をして考える、試合のことを想定して練習をする。こういった姿勢で一生懸命練習をすれば、試合で結果が出てくる、ということでしょう。

そして、これは勉強でも同じですね。

勉強量やどれだけやったかが点数になると昨日書きましたが、その勉強量は、ただ何時間でもやればいいというわけではありません。何をどうするのか、これこそが勉強量を点数に結びつけるポイントです。

課題を持って学習し、どうすれば点数を取れるのかを工夫して考える、本番のテストを想定した学習を行うということです。

練習でできなかったことは本番でもできないのと同様に、勉強しているときに解けなかった問題やできなかった問題は、テスト本番でもできるわけがありません。

テストの本番までにいかに問題を自分の力で解けるように力をつけなくてはならないのです。

ですから勉強は、計画が大事になってきます。

いつ、何を、どれだけするのかをきっちり決めていく必要があります。そして、それをただこなすのではなく、やっていく中で、こうした方がよいとか、これは要らないかも、というものがはっきりしてくるわけです。

科目によって得意不得意があったり、同じ科目でも単元によってできる・できないがあったりしますから、その時々で計画の立て方も変わってくると思います。全くその通りにやる必要などありませんが、私が毎回書いているように、「毎日必ずやるもの」は固定してやり続け、それ以外は、その時々の状況によって変えてもよいでしょう。ただ、圭角もなしに闇雲に取り組んでもなかなか成果には結びつかないでしょう。

普段の学習は嘘をつかないので、ぜひ高校入試の時に、それまでの学習が結果となって表れてくるように、それまでの1回1回の学習を大切にしていきましょう。

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