なぜが多い子は伸びやすい

よくあることですが、説明した後や問題を解いているときに、あるいはふだんの何気ない時に、「なんで~なんですか?」と質問をしてくる生徒がいるのですが、こういう生徒は伸びやすいです。

ただ話を聞いてなくて「もう1度言ってください」とか「答え聞いて満足」のような場合はその逆でなかなか伸びていきません。

特に、学力がものすごく伸びるであろう生徒の質問はこちらが答えられないようなものも多いのです。あるいは、なんでそこに疑問を持ったのか、とか、そんなのはどうでもよくない?というようなことも多いのです。

ですが、これは非常に重要なことで、いわゆる目の付け所が違うという言い方が分かりやすいでしょうか。他の人が気付かなかったり、全く気にしないようなことでも、その生徒にとっては疑問がたくさん浮かんでくるわけです。問題の答えではないところなわけですが、結局はその疑問に思ったことがわかるとその答えの方の理解も本物の知識になるということです。

かつて、ものすごい難しいことや細かいことを質問してくる生徒がおりましたが、こういうときは、こちらがしっかりと説明できなければなりませんので、困ることもあるくらいでした。日常の中でもふとした疑問があると「なぜ?」となるのです。

ただし、その際に大事なのは、すぐに答えを教えてはいけないということです。おそらく、子どもを持つ方がこのブログを読んでくださっているであろうわけですので、段階を追ってみるとよいかと思います。

まずは、なぜ?と聞かれたものには、「なぜだと思う?」と逆に質問で返してみます。私は基本的にはそうしています。それは、こういった疑問に限らず、例えば、問題の答えを確認した時に、「なんでこういう答えになったの?」とか「書いてあることを説明してみて」と言っております。

そして、調べられるものについては調べさせるのも良いと思います。それは、どうやって調べればいいのか、何を調べればいいのか、なども学べるからです。あれこれ試行錯誤しながらたどり着くことも大切です。

調べられないものであれば、説明をするのですが、できる限り、その聞かれたものだけでなく関連するものや身近なものなどの例を使って説明していきます。自分のこととしておけないとなかなか覚えられないからです。

幼少期に、何に対しても「なぜ?」とたくさん聞く子は素地がしっかりしてきますので、そういうときに、「そんなことどうでもいいの」とか、「そんなに知らないよ」というような返答はしてはいけません。面倒くさくてもきちんとその「なぜ」に対する対応が必要です。物事に対して「なぜ」という思考を持つことは先々に良い影響を与えますので。

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