経験値も知識も大切

これまでたくさんの生徒を見てきて中で、さまざまな生徒がおりましたが、家庭環境やふだんの生活、その子の興味などによっていろいろなものに差が生まれていることを感じております。

同じ話をしても通じる生徒と全く何を言っているのかわからない生徒がいるわけです。

例えば、日本の都道府県1つとってもそうですね。

だいたいの都道府県名や場所が分かる生徒もいれば、その反対にその都道府県が存在することすらわからない生徒もおります。もっといくと、都道府県って何?ということもあります。山や川の名前などもそうです。世界の国の名前でもそんなことがあります。イギリス、という国の名前を知らない生徒もいるわけです。

上に挙げたようなケースになると、当然、社会の授業は意味不明状態になりますね。すでに持っているべき言葉や知識がないわけですから、新しく覚えるものや学習内容以前の問題です。そうなるともはや塾ではどうにもできない部分もあります。

もっと極端に言うならば、九九が分からない中3生に数学を教えるのは不可能です。彩北進学塾ではもちろん1人もおりませんが、過去に教えていた生徒で1人だけ中3で九九が分からない生徒がおりました。公式や計算の仕方がわかったところで九九が分からなければ答えにたどり着けないわけです。

そして、上記のようなことは挙げたらきりがないのです。

昨日の国語の重要性と重なるところもありますが、これまで生きてきた中での経験や知識という部分が現在の学力や成績にかなり影響するということです。物事を考えるのも何をするにもすべては「言葉」です。頭で考えることもすべて言葉で考えております。言葉が世界を作っているのです。知らない言葉は存在しないことと同じようなものです。

よって、言葉つまり語彙が重要だということです。語彙力を養うことは勉強だけではなかなかむずかしいです。現に、勉強はできるけどそれ以外は全く、という生徒もおります。

ではどうすればよいか・・・

さまざまな体験や経験をするのが一番です。

体験や経験というのはわざわざどこかへ行って、ということだけではなく、家庭内の会話1つとってもそうです。

できるだけたくさんの言葉を浴びせるほうが良いでしょうし、また、知らない言葉は教えてあげなければなりません。興味や関心を持つと身につくのも早くなります。そしてたくさんの会話をすることです。そいうったことに加えて、実際外に出ての体験や経験をさせることも重要です。子どもは未知のものに触れると、じっと観察をしております。何だろうという関心を持って観察しております。こういう経験をたくさんさせてほしいのです。自然の体験であればなおよいでしょう。ゲームやマンガだけでは偏ってしまいます。

どうせわからないからという考えが最もいけません。

難しくても大丈夫です。

先ほど挙げた都道府県などもそうでしょう。

県名や山の名前を伝えたところでわからないかもしれませんが、会話で出てくることで何のことだろう?という疑問が生まれます。あるいは、出かけたときに、○○県に入ったね、とか、もうすぐ○○県だよ、というフレーズがあれば、そういったものが何のことなのか、という風になるのです。

日々の生活そのものが学習ということです。

今、まさに世界は大変な状況の中にあり、なかなか体験や経験をすることが難しくなっております。

外出自粛要請の中ですから、家の中で過ごすことも多くなるでしょう。ですから、せっかくの機会ですから子どもたちとたくさん話をしてください。そしていろいろなことを聞いてあげてください。

さらに子どもたちが読書をたくさんしてくれるとよいと思います。あるいはたくさんの遊びもしてほしいと思います。そして、家事も。そういった何気ない1つ1つのことがいきる上での学習になりますし、それがまた、勉強の面でも大きく影響をすることになります。

数学や英語を机に向かって鉛筆を持って行うだけが勉強ではありません。それだけでは足らない部分を今こういう時だからこそ見なおしてみたいと思った次第です。

私自身は今日、ちょっと外に出て、国際宇宙ステーション「きぼう」が通過するのを見てみました。こういうことも宇宙への関心などにもつながります。机にかじりついてばかりがいいわけではないということですね。

ちなみに「きぼう」ですが見ることに必死だったため、1枚だけ写真を撮ってみましたがなんだかわかりません泣

以下の写真の真ん中のちょっと光っている点です。肉眼では良く見えました~
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