嫌いな教科はどうするのか…

おそらく誰もが経験あるとは思いますが、勉強をしていると、科目が偏ることがあると思います。彩北進学塾でも今のこのテスト前の自習などを見ていると、生徒たちの取り組んでいる科目に非常に偏りがあるのが分かります。

まだテスト前でやることが明確になっているので、そこまでではないものの、それでもやはり偏るのです。

当たり前のことで、気持ちもわかるのですが、苦手な科目が後回しになってしまいます。誰もが得意だったり、好きだったりする科目を先にやるか、あるいは多くの時間をかけることになるわけです。

そうなると実はこれは悪循環への入り口とでもいうべきものになります。

苦手・嫌いだから後回しにする → 時間がなくて、いい加減にやることになる → テストでの点数が悪くなる → ますます嫌いになる → キライ度が増しているので、今まで以上にやらなくなる → 次のテストでも悪い結果になる …

の繰り返しの中でどんどんひどくなっていきます。

とりわけ、英語や数学などの積み上げの教科でこうなると、復活させるのに時間がかかります。また、社会などですと覚える量が増える一方ですから、多すぎて嫌になるという状況にもなります。

この状況を打破するにはどうするか。これはもう、無理してでもやるしかありません。やらないからできるようにならないわけですから、やるしかないのです。そして、普段から避けているわけですから学習時間が足りておりません。よって、人一倍、その苦手科目に取り組まなければ、何もかわらないのです。

今のような定期テストの前でもそうですね。どう考えても、後回しにしたりいい加減にやった教科の点数は伸びません。ですから、ワークなどを進めるのは当然ですが、そこに苦手な科目を毎日入れてやるしかないのです。苦手な科目こど時間をかけるべきで、そこを変えない限り、点数アップも難しくなります。

また、嫌いなままで進んでしまうと、受験の時はもっと大変です。3年間分の内容をすべてやりなおして補うのはほぼ不可能に近いですから、そうなる前にやるしかありません。

自主勉は苦手な科目をやるんだ、というくらいでちょうどいいです。多くの学校で1日2ページくらいが出ているでしょうから、その2ページは苦手な科目の勉強、と決めてしまいましょう。そして嫌でも毎日その教科に触れて勉強することです。

我慢して続けていけば、見方が変わったり、急にできるようになってきたり、楽しみに気づいてきたり、と良い発見があるかもしれません。そして、一人でやるのが辛かったら塾ですね。塾でやってしまえばいいのです。徐々に一人でできるようにしていけばいいのです。きっかけがないならば、塾でやるのが一番です。

誰しもが苦手だったり嫌いだったりする科目はあるものです。ですから無理して好きになる必要はありませんが、無理してでもやる価値はありますので、今、テスト前だからこそ、やってみましょう。そして、テストが終わった後がそれを行うチャンスです。

また改めて記事にはしますし、以前も書きましたが、テストはテスト前以上にテスト後のほうが重要なのです。ここの使い方で、その後伸びていくのか、変わらないのか、下がってしまうのかが決まるといってもよいでしょう。

星に願いを

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