小学生の学習について・・・その5(学習習慣と親の心構え)

深谷市栄町にある演習中心の彩北進学塾のブログです。

今日で3月度の通常授業はすべて終了しました。

29日(月)~4月6日までは春期講習期間となります。

春期講習期間は、受付時間が10:00~22:00となります。

また上記期間中は毎日開いております。

塾生は上記の時間いつでも自習が可能となりますので、ご利用ください。

※塾をご検討の場合、体験授業は講習明けとなりますので、4月8日以降でお願い申し上げます。

さて、今週は小学生の勉強法などについて書いてきましたが、今回でいったん終わります。

これまでの記事は以下のリンクよりご確認ください。

小学生の勉強について・・・その1(学習法)

小学生の勉強について・・・その2(国語)

小学生の勉強について・・・その3(算数)

小学生の勉強について・・・その4(理科・社会・英語)

今回は、これまでのまとめを含みますが、学習習慣と親の心構えのお話です。

学習習慣はできるだけ小さいうちに身につけておきたいものです。いざ中学生になって受験の間際になってからさあやろうと思ってもそれまで全くやってこなかった生徒が超時間の学習になるわけもなく、まして、学習習慣をつけるにも時間がかかりますので、すぐにできるようになるわけもありません。

習慣という言葉の通り、それが当たり前になっていて生活リズムになっていなければ意味がありません。

まずは短い時間から徐々に学習時間を伸ばしていきましょう。

最初から長くできれば、短くするのは簡単なので少し長いかなというくらいでも本当はよいかもしれません。しかし、集中力が続かないようなら少しずつ増やしていけば良いと思います。

もう1つ大事なのは、子どもが勉強に対して自信を持つことです。不安な状態だったり、自分はできないと思いこんでいたり、どうせやっても無理だから、と思っている場合は、勉強をさせること自体が難しくなります。よって、何度も書いているように、子どもの勉強に対して親がダメ出しをしたり叱ったりしてはいけません。親自らが子どもの学習意欲をそいでしまうからです。自分の子どもはやればできる、大丈夫と思って見守ってあげましょう。もっといえば、高学年になったら、子どもの意思を尊重しあれこれと口出しすることも控えることが重要です。「勉強しなさい!」は禁句です。

また、良く言われることですが、周りがその子どものことを出来が悪くて、とか馬鹿でどうしょうもなくて、などと言うのもいけません。近所の方とのお話し中に「うちの子どもは勉強が全然出来なくて」とか「子どもは遊んでばかりで馬鹿でしょうがない」なんていう会話もいけません。子どものことを外で悪く言うことは辞めましょう。それは謙遜でもなんでもなく、子どもの自尊心を傷つけているだけです。同時に、直接子どもに対しても「おまえは全然勉強できないね」とか「おまえは馬鹿だから何やってもダメだなぁ」などと伝えていれば、子どもはその通りになっていきます。

自信を失っている子はたいてい学力が低いです。塾で教えていても、小さいころからどうせできなんだから、のようなことを言われてきた生徒は自信がないので悪循環の中で育ってきているせいか、できない自分をそういうもんだと受け入れてしまっていることが多いのです。どうせ私はできないから、という考え方になっているということです。できなくても何とかしようという気持ちにもならないわけですね。うちの子は欲がなくて、と面談などでも仰る保護者の方もおりますが、もしかしたら上記のような状況で育ってきている可能性が高いのです。

そして、勉強としてとにかく毎日続けてほしいことは、

「国語の教科書の音読」です。特に効果があるのは予習です。

なかなか予習を行うことはないかもしれませんが、ぜひやってみるとよいと思います。中学生でも同様です。

そして彩北進学塾の最も大事にしていることと同じですが、くり返し学習です。毎日やることと繰り返しやることに勝る学習法はないと考えます。1回で満足せずに繰り返しやって身につける。つまずきをなくし勉強に対しての意欲を高める方法だと思います。これで学習習慣の完成へ近づけると思います。

彩北進学塾ではこの4月から小学生の授業は、国語力・読解力をメインにしたコースもスタートします。早い段階で読む力を養っていきたいと思います。

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