勉強が苦手な生徒に共通することが多いのは

開校15周年を迎えている深谷市にある彩北進学塾のブログです。

塾長である私自身はもうすぐ塾指導歴26年目を迎えようとしております。

さて、時々こういう内容を記事にしておりますが、勉強ができない人や苦手な人に共通する点がいくつかあります。勉強できる人は絶対にやらないのかというとそういうことではないですが、できない人に多い点ということです。もし思う当たるものがあれば改善することをお勧めします。

・勉強しない/先延ばしにする

当たり前ですが、勉強はしなければできるようになりません。

勉強ができない人はやっていないことがほとんどですが、やらない理由やいいわけが多くなります。

やらない理由やいいわけで多いのが、「時間がなかった」。

時間がないわけがありません。1日のうち勉強をする時間が全くないわけがないですね。勉強する時間が本当にない場合は、別のことに割いてしまっていることがほとんどです。

そして、楽しいことを常に先にやってしまうので、勉強が後回しにされがちです。あるあるですが、どんどん先延ばしにすればするほどやる気は出なくなります。

やるまで(取り掛かるまで)に時間がかかるのも勉強ができない人の特徴です。

・目標がないのでその場しのぎの勉強になる

目標を立てないとすべてが中途半端になります。今日やることくらい目標を立てることができるはずですが、そういうこともしないので、「これは明日でいいや」とか「今日はこういう気分ではない」のような感じで結局やりません。できるだけ遠くではなく近い目標を具体的に立てることが重要です。

「今日はこの問題集のここからここまでを仕上げる」という風にしていくとよいですね。

・人の意見を聞かない/人のせいにする

周りのアドバイスや意見に対して反発してしまうケースがあります。言われると余計にやる気をなくし、全くやらなくなるか諦めてしまうことにつながるので、素直に他人の意見に耳を貸してまずはそれを実行することが重要です。また、誰が言ったかで聞く・聞かないを分けている人も厳しいですね。

また、自分自身が原因になっていることでもなんでも口を開けば誰かのせいにしていることが多いです。原因が自分自身にあることを認めない限り成績向上はむずかしいです。

・規則正しい生活ができない

勉強が出来ない人の多くに共通しております。朝は起きるのが遅い、かつ、寝る時間も遅い、のような場合やきちんと1日3食を食べない人も要注意です。

また、規則正しい生活ができない理由の多くに「スマホ」がある場合は厄介です。

スマホが近くにあると使ってなくても気になってしまいます。SNSなどは中毒性があり、LINEで友達とやり取りをしているとあっという間に1時間くらいはすぐにたってしまうのではないでしょうか。そうすると夜遅くまでスマホをいじっていたり、そのおかげで宿題が夜中になってしまったりとよいことがないですね。

勉強できる人はこの生活習慣がきっちりしております。

・勉強できる環境になっていない

自分の部屋が散らかっていたり、汚かったりする場合は、片付けがはかどって勉強はやらずに終わるでしょう。片付けもあっちのものがこっちに移動するだけで実際は片付いていない場合が多いですが…

勉強する環境は意外に大切なのです。間違えてもテレビがついている部屋で勉強なんてもってのほかです。

・ながら勉強

これは絶対にいけません、と常に言っておりますが、何かをやりながらの勉強は意味がありません。特に、「音楽を聴きながら」が多いようですが、すぐにやめましょう。

以下、もう少し具体的なところですが、

・姿勢が悪い

姿勢といっても、足を組んだり、肘をついたり、頬杖をついていたり、左手でおさえず片手だけで書いている生徒は結構成績が悪い場合が多いです。

・消し方が雑/文字が汚い

間違えた問題や直すべきところを消す際に、前に書いたものがほとんど残っていて重なってみるような場合や自分で書いた文字が読めないなどは勉強が出来なくなる傾向にあります。汚いだけならまだしも数字ですら自分で書いたものが読めないのは最悪です。

・ノートをきれいにまとめたがる

たくさん色を使ってカラフルにしたり、何かにこだわって勉強とは違うところに時間をかけている場合は、時間の割に全く内容を覚えていないという効率の悪い結果になりますね。

・頭で考えて書かない

どんな教科でもどんな問題でも不思議とできない人は頭の中で答えを出そうとします。書きだせばいいのですがそれもしない。例えば計算も筆算すればよいものを、ずっと頭で計算してその結果時間がかかったわりに間違っていることが多いです。書くのが面倒、とか書く方が時間がかかると思っているようですが、勉強ができる人はこれでもかといほど目で見て確認をします。

・インプットばかり

覚えることに時間をかけてばかりで、問題を解いたり口に出したりしないばあいは勉強ができるようにはなりません。覚える時間も大切ですが、一生懸命覚えることに時間を費やしても全然覚えられない人はもしかしたらアウトプットが足りないのかもしれません。問題を解くなどのアウトプットを多くしてみましょう。

・繰り返さない/簡単な問題をナメている

1度できれば大丈夫と思いこんでいる人がいます。なんでもそうですが、1度でできるのは天才だけですね。何度も繰り返してこそ身につくのです。

またパッと見でわかるような問題を軽んじている傾向が強く、これだ大丈夫などといって、飛ばしてしまうようなケースが多くありますが、基礎をおろそかにしているとなにもできません。

いくつか挙げてきましたが、これらとは反対のことをすればよいわけです。今までと同じでは今までと同じ結果です。ここに挙げたことも頭でわかっているだけでなく、実行しなければ意味がありません。できる人とできない人の差にもなりますが、即行動に移せる人がやはりできる人になるのです。

今の成績で満足することもなく、また、逆に志望校などをあきらめることなく、すぐにでも実行して学力アップを図りましょう。


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