習慣はおそろしい

深谷市の彩北進学塾です。

もうすぐ春休みですね。学校の授業もほとんど終わって一番勉強に追われない時期かと思います。

そんな中で、今日は習慣化について書いてみたいと思います。

普段は、やらない日を作らない、毎日継続してやることが重要と書いているのですが、逆の視点で書いてみようと思います。

人間ですから誰だって勉強したくない気分やあまり学習モードにならない日があるのは当然です。これは大人でも同じようになんだかあんまり仕事をしたくない日もあれば、ちょっと手を抜いてしまう日もあります。

問題はそんな時どうするかということです。

今日は勉強する気分になれないな、と思ったときに「今日はいいか」と勉強はやらないとします。またあるときは、「今日はそんなに気分が乗らないからテキトーにやっておけばいいか」とただの作業のような感じでやってしまうとします。

そんなことが続いていくと、それが当たり前になってしまい勉強したくない日はやらない、あまり乗らない日はいい加減にやるということが習慣化してしまいます。習慣化するとなかなか変われません。頭の中では分かっているつもりでも、行動に移せないようになってしまいます。

要するに、やらない日を続けると「やらないこと」が習慣化してしまうのです。そうするといざやろうとしたときになかなかやれないですし、やれたとしてもすぐに飽きてしまいサボってしまいがちということです。

勉強したくない日やあまり乗らない日であったとしても、その日の中でのベストを尽くすことが大事です。いつもの半分くらいしかやる気が出ないなら、その半分くらいを全力で取り組んでほしいと思います。もっと言えば、たとえ3分しかやる気が無かったのならその3分を全力でやってほしいと思います。

気分が乗らないからいい加減にやるのではなく、またやる気が無いからやらないのではなく、まずは「やること」です。そして、やるからには、その時間だけは一生懸命本気でやるのです。

そういう習慣がつけば、疲れていてもやりたくない日でも、「これだけはやろう」「この時間はやらないと」という習慣につながります。

人間の習慣は怖いのです。一度習慣化してしまうとよいことも悪いこともそれが当たり前になってなかなか変わらないのです。

毎日きちんと学習することが理想ですが、そうではない時も、やることを習慣化してください。それだけでもまったく結果が変わってきますので。

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