勉強ができる生徒とできない生徒の違いとは?

深谷市の彩北進学塾です。

勉強ができる生徒とできない生徒。共通点は多々あり、これまでの過去の記事でもいろいろとご紹介してきました。その1つをご紹介。

勉強ができる・できない、その差は、表面的な「成績」だけではなく、日々の学習に対する「向き合い方」に大きく現れます。彩北進学塾では、これまで多くの生徒を指導してきた中で、学力向上の鍵となるポイントを見つけてきました。それは「問題をじっくり考えること」と「解説を徹底的に理解すること」です。

今回は、実際の生徒のエピソードを交えながら、勉強ができる生徒とそうでない生徒の違いをご紹介し、さらに彩北進学塾で行っている指導方法や、保護者の方ができる家庭での取り組みについてお伝えします。

問題をじっくり考え、納得するまで向き合う姿勢が大切
勉強ができる生徒の多くは、問題を解く際に「じっくり考える時間」を大切にしています。

例えば、ある生徒は特に真剣に勉強している様子はありませんでしたが、実際には1つ1つの問題に対して深く向き合い、解答や解説を丁寧に読み込んでいました。そして、「なるほど、こういうことか!」と納得するまで思考を巡らせていました。この「納得感」が、学力向上の重要なポイントです。

一方、勉強が苦手な生徒は、「覚えること」=「勉強」と勘違いしていることが多いです。ただ単語や公式を暗記するだけでは、すぐに忘れてしまいますし、応用も効きません。また、解説を読まない、あるいは読んでも流し見してしまうことも多く、結果として学びが浅くなってしまいます。このケースが実に多いのですが、子ども自身はこれが勉強だと思っているのでなかなか直りませんし、保護者の方も気付きにくいので、「なんでうちの子は勉強しているのに伸びないのだろう?」となることが多いです。

彩北進学塾では、生徒が問題の答えをただ見るだけ、解説を読むだけで終わらないよう、解答解説を「じっくり確認すること」を徹底しています。なぜその答えになるのかをしっかり理解し、自力で再現できるようになるまで指導を続けます。このプロセスを通じて、ただの暗記ではなく、根本的な理解を深める力を養っています。自力で解けない問題はテストなどで解けないのです。

疑問を持つ姿勢が成績アップの鍵
別の生徒のエピソードです。この生徒は、とにかく分からないことがあればすぐに質問するタイプでした。とはいえ自分で調べたり確認してわかるものは聞いてきません。調べた結果やかいせつをよんでみてもわからないとき、または教科書その他学習しているときに質問をしてきました。

その内容は時には「これを知ってどうするの?」と思うような細かいものや、私たち指導者が一瞬困ってしまうようなものもありました。しかし、この疑問を掘り下げる姿勢が彼の学力向上に大きく貢献したのです。最終的に、彼は北辰テストで見違えるような成績を収めるようになりました。

一方、勉強が苦手な生徒は、質問はしても「答えを聞くだけ」で終わるケースが多いです。答えを聞いて満足してしまい、「なぜそうなるのか」を深く考えません。この差が学力に大きく影響します。最もいけないケースは、質問すらしない場合です。質問してまでその問題を分かりたいと思わないわけですから学力が伸びるには程遠い状態にあります。

彩北進学塾では、ただ答えを教えるだけではなく、生徒が自ら疑問を解決するプロセスを重視しています。「どこまで理解しているのか」「何が分からないのか」を一緒に確認しながら、生徒自身の思考を引き出す指導を行っています。

小さいころから「考える力」を育てる重要性
勉強において「考える力」は年齢に関係なく、早い段階から養うことが重要です。特に小学生のうちは、「なぜそうなったの?」「これってどういうこと?」といった問いかけを繰り返し、思考を深める機会を家庭で作ることをお勧めします。

保護者の方も、お子さまとやり取りする際に、答えをすぐに教えるのではなく、以下のような問いかけを心がけてみてください。

「どうしてそう思うの?」
「どこまでは分かっている?」
「何が難しいと感じるの?」

こうした会話を通じて、子どもたちは「考える習慣」を身につけることができます。この習慣は、小学校・中学校の学習だけでなく、将来的な思考力や問題解決能力の基盤となります。ただ答えを教えてしまうと何も考えずに見た目場ができたとなるだけです。

彩北進学塾で育む「考える力」
彩北進学塾では、生徒一人ひとりが「なぜそうなるのか」を徹底的に考え、自らの力で解決できるよう指導しています。また、解答解説の熟読を重視し、納得感を得るまでサポートします。このような指導を通じて、生徒は単なる暗記に頼らず、深い理解を身につけ、成績アップを実現しています。

さらに、保護者の方には、家庭でも「考える力」を育むサポートをしていただきたいと考えています。親子のやり取りを通じて、お子さまの学習習慣が大きく変わるきっかけになるでしょう。

勉強とは、「覚える作業」ではなく「考える作業」です。理科や社会は暗記科目と言われますが、暗記もただ語句を覚えることが目的ではありません。

彩北進学塾では、この考えを指導の軸に据え、熊谷西高校、本庄高校、深谷第一高校など志望校合格を目指す生徒たちを全力で支えています。お子さまの学習に不安を感じている方は、ぜひ一度ご相談ください。

彩北進学塾では現在、冬期講習を受付中です。

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