深谷市学習塾【彩北進学塾】
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冬の講習は6日目まで終了しました。
明日は大みそかですが、恒例の大みそか特訓でさらに頑張ってもらいましょう!
さて、受験シーズンが本格化し、入試の過去問や模試の解きなおしに取り組む生徒が多くなっていると思います。しかし、過去問の意味を正しく理解せずに解くだけでは、期待する効果を得ることは難しいでしょう。
この記事では、過去問の本来の目的や効果的な活用法について詳しく解説します。特に、学校選択問題を実施する高校を受験する生徒に向けて、効果的な練習方法もお伝えします。
過去問を解く意味を正しく理解しよう
まず知っておいてほしいのは、過去問を解くこと自体が勉強の目的ではないということです。過去問はあくまで以下のような「ツール」であり、ゴールではありません。
・自分の現在の学力を知る
・苦手な単元や弱点を見つける
・入試の出題傾向を把握する
・本番を想定した時間配分を練習する
ただし、多くの生徒が「過去問を解くことが勉強」と思い込んでしまい、点数を出して一喜一憂するだけで終わってしまうことがよくあります。このままでは学力の向上にはつながりません。「過去問はツールであり、目的ではない」という意識を持つことが大切です。
過去問を解くだけでは意味がない理由
過去問を解いた後、そのままにしてしまう生徒も少なくありません。しかし、それではせっかく解いた過去問が無駄になってしまいます。
過去問を解いた後にするべきことは以下の3点です。
1. 解いた問題を分析する
「どの問題を間違えたか」「その理由は何か」をしっかりと分析しましょう。
・知識不足なのか?
・単純な計算ミスなのか?
・問題の読み違いなのか?
間違いの原因を特定することで、次の対策が明確になります。
2. 基本に立ち返って復習する
間違えた問題や解けなかった問題は、必ず関連する単元を復習してください。特に、基本的な知識が抜けている場合は教科書に戻り、基礎を固めることが重要です。その上で、問題集を使って類題に取り組むことで、知識を定着させましょう。
3. 次に生かす工夫をする
同じミスを繰り返さないために、「どうすれば次は解けるようになるか」を考えましょう。また、時間配分の調整や問題の優先順位を決める練習も必要です。
学校選択問題に挑む生徒へのアドバイス
埼玉県内の上位進学校では、学校選択問題が採用されています。学校選択問題は、学力検査問題と比べて難易度が高く、応用力が求められるため、過去問を使った練習が特に重要です。
1. 出題傾向を把握する
学校選択問題では、思考力や応用力を問う問題が多く出題されます。過去問を解くことで、その特徴をつかみ、どのような問題形式に慣れるべきかがわかります。
2. 記述問題の練習を重ねる
学校選択問題では記述形式や思考力を問う問題が頻出です。記述式の問題は、ただ答えを出すだけでなく、「どのように考えたか」を論理的に説明する力が求められます。過去問を使って記述の練習を重ねることが大切です。数学では、さまざまなパターンで知識を使いこなせるよう練習を重ねておきましょう。
3. 時間配分を意識する
難易度が高いため、全問を解くのが難しいケースもあります。本番を想定し、どの問題に時間を割くべきかを過去問を使って練習しましょう。
過去問を活用する効果的な流れ
以下の手順を繰り返すことで、過去問を最大限に活用できます。
過去問を解く
時間を計りながら、できる限り本番に近い環境で取り組む。
間違えた問題を分析する
解説を読むだけで終わらず、間違えた原因を考える。
苦手な単元を復習する
関連する教科書や問題集に戻り、基礎から復習する。
もう一度解いてみる
復習後に再度同じ問題を解き、理解が深まったかを確認する。
次の過去問に進む
これを繰り返すことで、苦手分野を徐々に克服していく。
注意!過去問だけでは合格は難しい
毎日過去問を解いていると、勉強している気持ちになりがちです。しかし、それだけでは点数が上がりません。過去問を解く目的は、弱点を見つけ、それを克服することにあります。同じ問題が本番に出題されることはほとんどないため、応用力を養うためにも基礎を徹底的に固めることが重要です。よって、過去問を1年分解いたら、そのあとは徹底して弱点克服や苦手な単元の復習に充てることが重要です。その流れでやれば毎日過去問を解く時間は無いはずですので、きっちり1年分仕上げてから次に進むようにしましょう。
まとめ: 過去問を使って合格への一歩を踏み出そう
過去問は、入試本番に向けての準備のための重要なツールです。ただ解くだけではなく、分析し、復習し、次につなげることで、合格への道が開けます。
特に学校選択問題を受験する生徒は、記述力や応用力を鍛えるためにも、過去問をうまく活用してください。
彩北進学塾では、過去問の解説や復習方法の指導も行っています。悩んだときはぜひ相談してください!最後まで諦めず、目標に向かって頑張りましょう。