彩北進学塾
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英語に関してですが、英語は成績が二極化してしまう科目です。
以前、入試の平均点をご紹介した時にも触れました。
英語と数学は問題が2つに分かれて実施されたわけですが、易しいほうの問題は平均点があまりにも低すぎて、逆に問題が難しいほうの平均点は非常に高いということになっております。
英語は急に差が出てしまいます。
特に毎年見ているとこの夏休み~2学期が転機(分かれ目)といってもよいでしょう。
まだ1学期の英語しか終わっていないのにそれだけ差が出てしまうのはなぜでしょうか。
様々な要因があります。
この2学期の英語は、三単現のsが入ってきます。
いわゆる英語の最初のヤマともいえるところですが、このヤマを乗り越えられない場合があります。
ただ、ほとんどの場合は、やはり過去にも何度も書いたように「単語」の差と思います。
これまでわずか100~150の単語しか習っていないわけですが、それすらすでにわからなくなっております。
英語は動詞で決まるので、動詞は絶対に覚えてこなくてはいけませんが、それすらわからないのです。
最悪な場合は、その単語を見ても読めない場合です。
こうなるとなかなか元に戻すのが大変です。
だからこその夏休みだったわけですが、もう終わっていますので、まだ数が少ない今のうちに何とかしなくてはいけません。
特に発音ができないうちは書くこともほとんどできませんので、先生や友達に聞くなどしてきちんと発音でき、意味が分かるようにしておきましょう。そうすればある程度は書けるようになってきます。
3年間で1200語の単語があるわけですが、わからないものが増えれば増えるほど、長文など何もわからなくなってしまいます。
埼玉県の入試では、単語と長文とリスニングと英作文しかありません。どう考えても語彙力・単語力が重要なのです。
教科書の文章を使って今からでも、1つでも多くの単語を使えるようにしておきましょう。
文法や表現はそれができたうえで、ということになるでしょう。
学校のテストでも英語は二極化しておりますので、ぜひ「できる」側へはいれるようにしていきましょう。