休校期間が明けたら

すでに小中学校が休校になってから70日を過ぎております。

これほどまでに長い期間のお休みは経験したことがないでしょうし、ましてや部活動もない状態ですから、子どもたちも大変です。塾の授業もオンラインがメインですから、ほぼ家の中にいる状態なわけです。

ただ意外にも子どもたちの環境への慣れや対応は早くできるもので、今はこの状態をしっかりと有意義に過ごしているのではないかと感じます。1日をどう使うか、自分で勉強も運動も考えて行動するわけですから、1人で決める力もついたのではないでしょうか。勉強についていえば、学校からの課題はあるものの苦手なものを克服したり進めるものは予習してどんどん進んでみたり、いろいろと頭を使ってやっているのではないでしょうか。

そうなってくると、今度は逆に学校が再開した時にどうなるのか心配になってしまいます。まだ休校期間が約15日ありますので、90日間もお休みをしたのちに学校の再開です。学校に行かないことの方が当たり前になってしまうくらいの期間ですから、行くのが行くこと自体が嫌になっていたり、家のほうが勉強などがはかどると思う生徒もいるかもしれません。簡単に普通の生活に戻るのも難しいですね。すでに学年は変わっていますので、担任の先生やクラスメートも変わっているわけです。ですから再開した後がとにかく重要です。勉強も友人関係もどれをとってもそうでしょう。

塾はここまでこの間、休校期間は3日間のみでそれ以外はオンラインに変えたこと以外はすべて通常通り行ってきましたので、子どもたちの本来の授業進度を行うことができております。加えて、自習も可能にし、今週月曜日からは午前中の講座もスタートしましたので、むしろ通常よりはるかに学習時間は確保できたと思います。

春期講習やGW特訓などもあり、まとまって特定の単元を行うこともできたので、例年よりも内容は濃くなっている気がします。それでも対面に勝る授業は無いと思いますので、塾としても早めの再開ができればと考えます。

そして、やはり再開後は、新型コロナウイルスの感染が拡大しないか、学校で集団感染は起きないか、あるいは子どもたちは無症状でも自宅に帰って大人たちに感染をさせてしまうことはないだろうか、など考え始めたらキリがありません。もちろん、今後はこのウイルスとも共生していかなければならないわけですから、いつまでも自粛というわけにはいきません。集団免疫を獲得するのか、ワクチンや治療薬ができるのか、できる限り気を付けながら普通の生活をしていくしかありませんね。

学校は夏休みや冬休みを削って、土曜日の授業も実施して授業時間の確保をするわけですが、学校行事も含めて今までと同じようにはいかないでしょうから、塾としても学習面やそこに付随する生活面なども含めて、補えたらと考えております。

彩北進学塾では、子どもたちの学習の部分を補うために、通常授業に加えて希望があれば1日多くの授業日を設定し、受講をしていただく予定でいます。

週2回コースの場合は、週3回。週3回コースの場合は週4回まで同一料金で対応いたします。増えた1日でさまざまな活用ができそうだからです。

さて、いずれにしても、今は、まず学校再開に合わせた生活リズムを整えるようにするのが何よりも重要です。朝早く起きるところからでしょうか。

彩北進学塾の来週の午前中は、塾内テスト週間となります。

現状の学力や状況の把握を行って今後の指導に役立てていきます。

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