2021.01.23 カテゴリ：塾長の思い

まだまだ伸びる残り1か月

中学3年生のほとんどは今日が私立高校の入試だったわけですが、私立高校単願の生徒以外は、いよいよ約1か月後に公立高校入試が行われますね。

どうしても私立高校の入試が終わるとほっと一息ついてしまったり、気が抜けて急にやる気が出なくなってしまう場合もありますが、これからの残りの1か月は非常に重要です。

夏や冬に猛勉強をして、そして、普段も毎日のように学習をしているわけですから、実は、この時期にやっとその時の成果が出る場合も多いのです。

それだけでなく、いろいろな知識がつながってきてきちんとした学力がついて、急に勉強が分かるようになる時期でもあります。

普段からきちんと学習をしてきた生徒は、これからの1か月でまだ伸びるということです。

よって、あと1か月だからスローペースで、調整段階のような形が最もいけません。今や1時間の勉強でも内容的には3時間分くらいになっているはずです。中学1年生のやる1時間とは濃さが違うのです。さまざまな知識などがばらばらだったものがつながってくる時期でもあるのです。

ですからあと1段階、いや、あと2段階くらいはギアを上げて最後の最後まで全力で学習をしていきましょう。最終的な調整は、1週間前、極端に言えば、3日前くらいでもよいくらいです。

本気で学習をして、志望校に合格したいんだ、という強い気持ちと無駄な学習は排除し、自分に厳しく、何事も徹底して行うことです。分からないものはまあいいか、では入試の時にそのまあいいかの部分が出ると思っていいです。

過去問や予想問題などの実践的な学習とあわせて、基礎基本がおろそかになっていないかの確認しましょう。そして、毎日学習する習慣は最後まで崩してはいけません。

ここからが本当の意味での最後の戦いです。今までがちょっとまだ本気になっていなかった場合でももう後がありません。もうやるしかありません。受かりたかったらやるしかないのです。

体調管理の話も良くしておりますが、残り1か月は適度な緊張感を保っていれば風邪などはひきませんので、集中して取り組んでくださいね。

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