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さて、先日書きましたやってはいけない勉強方法の続きです。
前回までの2つの記事は以下のリンクよりご覧ください。
今回が3つ目の記事です。
では、まずこちらから。
・ノートまとめを一生懸命やる
ノートをきれいにすること自体は賛成はしませんが反対もしません。しかし、このノート作りにやけに時間をかけてしまう生徒もいます。バランスや色使いなどとにかく見た目にこだわってしまうのは論外です。ものすごくきれいなノートは完成すると気持ちもよく、確かにわかりやすいのですが、だいたいが目的がそこになってしまい、本来のノートの使い方ではなくなっているケースが多いです。
また、最初の記事でも書きましたが、教科書や参考書をそのまま丸写しをしたり、何度も漢字をひたすら書くなどのノートの使い方も意味がほとんどありません。
ノートの1つの役割として、メモするということがあります。また別の役割としては、あとで見返して理解するためのものでもあります。さらにいえば、書くことで考えをまとめることもできるということです。きれいに書く必要もなければ、素晴らしいノートの必要もないのです。他人に見せるものではなく、自分自身のためのノートにしてほしいと思います。
・やることの目標・目的がない
ただ時間をかければよいというわけではありません。なぜそれをやるのかという目的がないと、だらだらと作業に近いものになってしまいます。課題や宿題から、という理由はあるかもしれませんが、ふだん自分が勉強をするときは、なぜそれをこの日・この時間にやらなければならないのかをよく理解しておきましょう。
物事には目標や目的が必要です。なぜそれを行うのかという目的を持って取り組むことで同じやるにしても成果や結果が異なってきます。その目的はいろいろかもしれませんが、1つ言えるのは、勉強はできないところをできるようにすることで学力アップにつながります。自分の苦手・嫌い・できないを何とかするための勉強にしていきましょう。
・いろいろな問題集や参考書をやる
参考書や問題集をたくさん持っている生徒に出会うことがあります。1度やったらもう次の教材を買ってきて取り組むようなことがありますが、あまり効果は期待できません。たくさんの参考書や問題集を持っている生徒は、どれもが中途半端になりがちです。この前買ったのが難しすぎた、とか、これは自分に合わないから、とかいう理由で途中で辞めてしまう場合もあります。
参考書や問題集は、たくさんのものをやるのではなく、1冊を完璧に仕上げることが重要です。1つのものが終わらないのに次のものへと手を出しているうちは、高い学力へつながりません。まずはわからないものがないくらい1つの問題集を完璧にしていきましょう。
問題集は3回以上の繰り返しが大事なので、同じ問題集で何度も繰り返し取り組んでみましょう。
以上、3回に分けてやってはいけない勉強方法を書かせていただきました。参考にしていただければと思います。
また、勉強方法が分からなければ彩北へどうぞ。