理科・社会ばかり

深谷市の彩北進学塾です。

塾の中でも毎日、体調不良などで欠席する生徒がいて、なかなかこの日は全員そろったという日がここ最近はなくなっています。コロナの濃厚接触者になった場合や本人がコロナウイルス感染だったり、インフルエンザにかかったというのなら仕方がありませんが、この時期はどうしてもちょっとした症状でも少し過敏に反応してしまうので仕方がないのですが…

さて、彩北進学塾の受験生は大丈夫ですが、よく入試直前になると理科と社会ばかりやる生徒がいるようです。直前こそ理科・社会がまだ伸ばせるという理由なのですが、それは間違ってはいないものの、気を付けなければならないことがあります。残りの国語・数学・英語をおろそかにしないことです。それが大前提です。優先順位が少し移動するものの、極端に100対0ではいけません。かといって20対80でもいけませんね。

それは、国語や数学、英語の3科目は今までやってきたのでわかると思いますが、できるようにするためには相当な時間がかかります。積み重ねの教科なので、非常に時間をかけて一つ一つ理解をして進めてきたもののはずです。ところが、ちょっとでもやらないと忘れたりできなくなるのはあっという間なのです。

日々積み重ねるもののほうがやらなくなった場合、短期間でできなくなってしまいます。ですから理科や社会が多くなるのは当然なのですが、3教科もそれなりに時間をかけてやり続ける必要があります。また、高校生になってからのことを考えるとそれはさらに言えることです。5教科の総合得点(+内申点)で入試の合否が決まりますが、理科社会で上げた分以上に3教科の点数が下がってしまっては元も子もないですね。

ですから直前は理科・社会で得点をもっと、という発想は悪くはありませんが、残りの3科を大事にしたうえでの対応が必要です。

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