受かりたかったらやるしかない

埼玉県公立高校入試まであと17日となりました。

中学3年生は今、本当の意味での最後の追い込みに入っております。そして、彩北進学塾の中学3年生は今年はだいぶ不安がある生徒が多いです。実力や偏差値で現状よりも上の高校を志望している生徒が多いからです。

挑戦することは良いことですし、塾としても止めることはありません。本人が納得する選択をしてそれで失敗しても良いと思っているからです。もちろん塾ですから、全員が希望通りの高校に受かってほしいと思うのは当然ですし、そうなるように指導をしているわけですが、結果は、さまざまな要因がありますので、全員が希望通りいかない年もあるのが実際のところです。

そして、このくらいの時期になるとどの生徒も、「不安」との戦いになります。「受かるかな」とか「落ちたらどうしよう」とか、「緊張して眠れないな」などいろいろ悪い方向へと考えてしまいがちです。こうした不安は誰もが抱えているものですし、人生で最初の試練という形にもなるわけです。

逃げるのは簡単ですし、あきらめるのも簡単です。実力よりも下のレベルの高校を受けて、楽をして入学することもできるでしょう。果たしてそれでよいのでしょうか。受験が終わった後に後悔しないでしょうか。今諦めてしまった自分を後々振り返ってみた時に誇れる自分と言えるでしょうか。

不安な気持ちや逃げたくなる気持ちはどう払しょくするか。それは簡単です。やるしかないということです。受かりたかったらやるしかないのです。あれこれ不安なことを考えていても成績は上がりません。誰かに不安な気持ちを伝えたり相談したところで学力は伸びません。まして、今の自分でいいと言い聞かせたところで、おそらく当日はもっと点数が下がってしまうことでしょう。

受験生は最後まであきらめずにやるだけです。それ以外にやることはありません。もうここまで来たら結果など考えずに残っている時間を可能な限り勉強にあて、1点でも多くの点数が取れるようにするのみです。

楽な方へ逃げても、結局後々苦労するのは自分です。今だからこそやることをやるだけです。

そして、ぜひ受からなかったらどうしよう?とか落ちたら、と考えるのではなく、受かったら何しようとか、入学した後の自分を想像することをお勧めします。そうすることで自然とやる気にもなりますし、行きたい気持ちが強くなるので、同じ勉強するのでも結果が異なると思います。

不安なのは自分だけではなく、全国の中学3年生が受験という壁と向き合って、自分を成長させていくのです。結果は今までやってきた成果でしかありません。塾としても最後まで希望通りになるように応援しますが、最後の最後は自分です。気持ち1つで大きく影響します。直前ですが、今からでもまだ猛勉強して、当日は普通にやれば大丈夫、のような状態にしておきたいですね。

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