中間テストが終わってみて

深谷市栄町にある彩北進学塾です。

彩北進学塾では、現在、無料体験授業のほかに、短期完成講座「小学生国語読解講座」「中学1・2年生中間テストやり直し講座」を受け付けております。

また、通常授業の中に深谷市内の中学1・2年生対象の「週1回英語単科コース」もスタートします。

1学期の中間テストの結果がだいぶ出そろいはじめ、順位も出始めてきました。

やはり各中学校の平均点を見ると、英語はどの中学校も共通して低い平均点になっております。学習指導要領と新教科書内容の影響がそのまま出たといってもよいでしょう。

そして、中学3年生にとっては、受験に向けて大事な定期テストの1回目が終了しました。今回の結果を受けて志望校を決める必要はまだありません。ある程度、行きたい高校を絞り始めるくらいで大丈夫です。今回の結果が良かったとしても悪かったとしてもまだそれは受験の時の学力とは異なっているはずですから。

すでに本気で進めている人もいるとは思いますが、多くの人がまだまだこれからが本番という状態になっています。特に、部活動が終わってからものすごく伸びる生徒が多くおります。運動部は間もなく学総の大会ですね。ここで終わったら引退となるわけですがそこからすぐに勉強に切り替えられれば、とても伸びるはずです。周りから「あんなにできなかったのにどうしてこんなに成績が良くなったの?」なんて言われる生徒を過去に何人も見てきました。部活動を引退する日が転機となって、そこからこれまでの部活動への意気込みをすべて勉強に変えられれば一気に成績が向上します。

よって、ちょっと文化部の人は大変です。運動部が部活動を引退してから約2か月先まで部活動が続くからです。部活動で入試は合格できませんし、部活で何とかしてくれるわけではありませんので、その辺は自分の中でしっかりと意志を持って取り組むしかありません。

運動部の生徒が引退して1日5時間の学習をしたとします。文化部の人はまだ部活動がありますから、1日3時間しか学習ができなかった場合、1日2時間の差になります。2か月で約120時間の差になってしまいます。120時間の差は相当大きいのです。もちろん必ずそうなるわけではありませんが、そういう状況になることは覚えておき、学習への取り組みをしていかなければなりません。それでも部活動は一生懸命やってきましょう。最後まで手を抜かずに頑張りましょう。過去の中学3年生がみんなそれを乗り越えてやってきているわけですから。

とはいえ、苦手なものを学習する時間はあまり残されておりません。1学期中と夏休みまでにできないものや苦手なものを中心に、そして中1・2年生の内容を中心に学習しましょう。9月からは少しずつ学習内容を変えなければなりませんので、中学3年生は今のうちにやれることはやっておく必要があります。ここでやるかやらないかが、受験直前になって「あの時やっておけばよかった」の言葉になるかです。

佐伯チズさんの言葉にこんなのがありますね。

「夢は薬、あきらめは毒」

まさに受験でもそう思います。

合格した時のことを夢見て、それに向けて努力をしましょう。あきらめるのは簡単です。あきらめたら負けですから。

中学1年生は初めてのテストを経験して分かったと思いますが、小学校の時のような勉強や気分ではダメです。夏休みまでには本当の意味で「中学生」になっておきましょう。勉強への考え方が甘い人が多いと思いますので、勉強の仕方を含めて見なおす必要があると思います。

中学2年生はここから2学期の期末テストまでは難しい単元がずっと続いていきます。今わからないものがたくさんあるとすると今後も全く分からないになってしまう恐れがあります。中だるみをしている場合ではありません。むしろ今やらなくてはいけないのです。これから暑くなり部活動も疲れてぐったりする日々が続くでしょうが、かといって何もしなければ学力・成績があっという間に急降下。

中学2年生で学力・成績が上がった人ほど中3でさらに1つ上の高校を目指せる状態になる傾向にあります。中1より中2、中2より中3と学力・成績ともに上げていくようにしてくださいね。

全学年に言えることですが、「英語」はギアを上げて学習する必要があります。まだ今回の中間テストの範囲はそれほどでもなかったですが、次回からはそれなりの量になりますので、単語もそうですが、「文法」を仕上げておきましょう。ここ数年は、単語は大丈夫、でも文法は全くダメ、という生徒が増えています。高校入学後、大学受験でも文法の知識は必須です。単語が分かるのに英語ができない人はほぼこの文法を全く理解していないはずです。


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