2021.10.20 カテゴリ：塾長の思い

楽な方へ逃げないで

深谷市栄町にある彩北進学塾のブログです。

中間テストの結果が返ってくると、中学3年生はその結果に一喜一憂していると思います。今回の結果を受けて、志望校を下げようか、とか私立高校でいいか、など迷う人が出てきますし、そういう受験生が多くいるかもしれません。

ただ、まだこの段階で下げる必要はありません。

実は志望校を下げることは、自分を楽にしたいから、もうこれ以上頑張りたくないからという理由がほとんどです。頑張りたくないから志望校を下げるのです。

なによりも精神的にだいぶ楽になります。

受かるかどうかわからない状況にあると勉強していても不安になりますし、ストレスもたまります。もっと勉強しないとという周りの声も出てくるでしょう。

しかし、もし志望校を下げてしまうと人間は非常に弱い生き物ですから楽な方へ行きます。頑張るという負荷がかからなくなりますので、勉強もいい加減になります。楽な勉強をするようになります。気持ち的には、「さすがにあの高校なら受かるだろう」という気の緩みが生じますので、ますます勉強しなくなるわけです。そうなれば当然、下げた高校ですら合格できるかどうかわからないという状況になりかねません。実は意外にものすごく勉強をしている人が多いのです。

知らない間に、自分よりも成績がとても下だった子が来月・再来月あたりに急に順位が逆転していることもよくあります。

そうならないためにも、まだ志望校を下げるべきではないのです。そしてまだ公立高校入試までは120日ちょっとあります。まだ中学3年生の内申も当日の入試の得点も変えられる状況にあります。足りない分は今から勉強すればいいのです。いつも書いているように、受かりたかったらやるしかないのです。

まだある自分を変えるチャンスをぜひ生かしてください。

人生を変えるきっかけを受験を通して得ましょう。


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