彩北進学塾
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深谷市栄町にある彩北進学塾です。
さて、毎年のように、というより常に感じることですが、生徒の多くが「割合」の問題を苦手としております。
小学生でも中学生でも高校生でも割合が苦手な生徒が多数存在します。
先日も中学1年生が割合の問題に苦戦していたので、試しに「店で2000円のTシャツが2割引きで売ってたんだって。いくらだったと思う?」と尋ねてみたところ、「1800円」と答えました。どう考えたのか確認するため、「じゃあ3割引きで売ってたらいくらなの?」と。その答えは「1700円」でした。
わかる人には特に何の難しさもない問題ですが、実は上記のように答える生徒、いや大人でもおおいのではないでしょうか。この「割合」の問題は大人でも多くの人が分かっていないのです。表示されている値段よりは安いのは分かるけど、実際にいくらになるかはわからないという人が多数いるのが実情ではないでしょうか。
この「割合」の問題は小学生で初めて習うときからずっと苦手なままな状態で過ごしてしまうので、上記のようなことになるわけです。
小学生の算数で「比べる量」「もとにする量」「割合」と習うわけですが、そもそもどれが比べる量でどれがもとにする量なのかもわからない人だらけです。
そしてなんとなく公式を学んで、なんとなくで解いて、しのいできたという人が多い気がします。
分かってしまえば何が難しいのかわからないという状態になるはずなので、やはり小学校の算数の段階で、少なくとも中学1年生までにはきちんと意味を理解してほしいと思っております。
定価の問題、人数の増減の問題など必ず中学1~3年生で出題されます。小学校の算数でわからないと中学生の場合は文字で出てきますので余計にわかりません。
まずは「単位量あたり」のところをしっかりと理解してほしいと思います。これが算数・数学の基本です。考え方のもとになっております。すべてを1として考える、というのがどの問題にも使われているのです。分数も何を表しているのか理解できないのはここに起因しているはずです。
割合の問題は理解してしまえばどんな問題でも解けるようになっていきますので、小学5年生以上はできるように根本から理解していきましょう。
彩北進学塾では、小学生の「冬期講習」で割合・速さのところを行っていきます。全く分からない場合はぜひ受講をお勧めしております。