国語の勉強をしよう

深谷市栄町にある彩北進学塾です。

さて、生徒面談をはじめ、何気ない会話の中でもそうですが生徒の話を聞いているととにかく国語の勉強をしている人が少ないです。何度かこのブログでも書いているように国語の勉強というと、漢字か文法か・・・のいずれかだけをやっている人が多いです。どちらも国語の勉強とは言えないわけですね。また国語の勉強をしていない人は当たり前ですが、国語の点数が上がらなくてという話をしてきます。

他の科目はたくさん勉強をしていてもなかなか点数が上がらなくて苦労することが多いのに、全くやっていない科目の点数が良くなるわけがありません。勉強の仕方がわからなくてただ文章問題を解いているだけでもだいぶ違った結果になりそうですが、そもそも文章の問題をやってもいない生徒が多すぎです。

おそらく小学生のころから国語の勉強をしていない状態でいるので中学になっても同じ状況になるのかもしれません。高校生になると結構な確率で国語の勉強をする人が増えますが、中学まで何もしていないとそこから伸ばすのも大変ですね。

国語の勉強について聞くと、生徒は「何をやればいいのかわからない」というのですが、他の科目と同じでまずはやるところから始めてほしいと思います。

国語が苦手な人の多くは、語彙力不足になっていることも多いです。幼いことからの言葉の数や用法などの量が少ないとなかなか国語は伸びません。また、読解という意味では、同じように幼いころからの積み重ねの部分があるのは仕方がない部分でもあります。文法も国語を読む上では非常に重要な要素です。

ただ、国語の文章題を解くという部分においては、ある程度の語彙力があればなんとでもなります。読解にはルールがあるからです。そのルールをしっかり学んでいけばどこをどう読めばいいかがわかりますので、どんな文章が出てもあわてずに解くことができます。

埼玉県の国語の入試問題は文章量が非常に多いので、まずは文章量に圧倒されないようにすることが何よりなので、やはりまずはルール云々の前に、国語の読解問題に日々触れて長さに対する慣れを作り、時間がかかりすぎないようにすることが大事です。

特に中学3年生は受験まであとわずかになってきましたので、少なくとも1日に2題から3題は毎日国語の読解はやっていきたいところです。そこからルールなどを知れば点数アップにつながっていくことでしょう。

まだ小学生の皆さんは、語彙力の部分を強化しておきたいですね。わからない言葉や語句があったら調べる、聞くなどして、なんとなく知っているつもりは避けましょう。その知っているつもりが積もれば国語の成績が下がる一方です。

小学校の単元ごとに行うテストはできても、実際には国語ができない生徒は多くおります。国語ができるかできないかを判断するのは学校の単元ごとのテストではなく、やはり初見の文章でやってみると実は・・・ということがありますので、学校のテストの点数がいいから大丈夫、という状態は危険です。

特に小学校の宿題では漢字ドリルは課されますが、文章の問題をやるようなものがありませんので、少しずつでも取り組んでおきたいところです。

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