メモを取ろう

深谷市の彩北進学塾です。

新中学3年生のスタートがとても良い感じです。早速自習に来る生徒もいますし、塾内で行っている英単語や漢字、計算などの勉強・テストもしっかり進めてくれております。意識が高い生徒が多いので、周りもどんどん良い刺激を受けて、部活動との両立をしながら受験生としての学習習慣をきっちりつけてほしいですね。

さて、今日は学習方法の1つ。メモを取ることの重要性を書いてみようと思います。なぜこの話題を書くかというと、年々、メモを取らない生徒が増えてきているのを感じるからです。分からないところを質問してきて、それに対しての説明をしている時にただ聞いているだけの生徒や、こちらがここが重要だとか、こうやって解くという解き方を示していてもやはりただ黙って聞いているだけという生徒、さらには、こういうところはしっかり書いてやらないとできないと説明した後にも書かずにそのままになっている生徒などがいます。

メモを取るというと、メモ帳を出して何かをメモするというイメージかもしれませんが、要は学んだり聞いたりした内容を後で簡単に復習、おもいだすことができるためにするもので、要点を的確にまとめたものを指しています。

英語のリスニング問題など非常に長い文章が読まれます。すべて日本語で話していたとしてもメモをしていなければ忘れてしまいそうですが、それでもメモをしないで聞いているだけの生徒も増えてきております。

板書のノートを写すこともこのメモを取ることも非常に重要な学習になります。

では、メモを取る際のポイントは何か。

・要点をおさえること。メモは長い文章をそのまま書くわけではありません。要点を的確にまとめるようにしてかかないといけません。

・視覚的にすること。メモは図や絵、グラフなど目で見てすぐにわかるものがよいわけです。自分自身がその時のことを後で思い出せれば良いわけですから、言葉よりも図などのほうが書きやすく頭に残りやすいですね。

・自分の言葉にすること。人が話したり教科書に書いてある言葉ではなく、自分の言葉でメモをすることが後で復習しやすく理解もしやすくなります。

・疑問点は必ずメモすること。理解できない部分や質問したいところ、疑問に思うところなどは印をつけて後ですぐに見つけられるようにしておきます。

特に授業中など、先生が説明しているときには、分からないところや疑問に思ったところ、教科書に書いてなくて先生が説明したところなどささっとメモをしておくことが大事です。

授業の予習などをする際は非常に効果がある学習法です。あらかじめ分からないところや疑問点をチェックしておくことで授業で解くに注意深く聞いて理解することができます。

いずれも重要なことは、メモを後で見返すことです。メモを取ることに満足してその時だけただメモをしているだけでは効果がありません。必ずそのメモを見て活かしていくようにしましょう。

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