1冊を徹底してやりこもう

深谷市にある塾、彩北進学塾です。

彩北進学塾では、各教科に1冊(科目によって2冊)教材を渡しております。また、夏休みと冬休みはそれぞれ別にあります。よって、中学3年生は年間で15冊くらいの教材があります。他の学年でも9冊~10冊くらいになるわけです。

市販の教材ももちろんそうですが、今の教材は非常によく作られております。どの教材も問題内容や解答もすばらしいものです。

塾での教材は授業で使用するわけですが、すべてやりきることはないわけです。小学生はほぼすべてを終わらせますが、中学生については量が多いのでテスト前に使っていてもまだ終わらない問題などがあります。

過去の生徒を振り返ってみると、学力が高い生徒はとにかく無駄な教材は使いません。塾の教材のみで勝負です。そして自習で見ていると授業で扱った問題だけでなくやっていない問題を隅から隅まで解いて仕上げています。それも1回だけでなく2回、3回もやるわけです。

昔からよく言われていることではありますが、あれこれいろんな問題集に手を出すのではなく1つのものを徹底してやりこむ、これが最も成績が上がる方法です。1度やったら全部覚えられる、1度解けばすべて理解できる、という天才であれば別ですが、普通はそんなことはありません。よって、1つの教材を徹底してやりこむことが最も効率の良い学習方法で学力アップにもつながるわけです。

成績を上げたいと思ったら、塾の教材に限らず、何か1冊をこれでもかというほどやりこんでほしいと思います。教材がぼろぼろになるくらい、何がどこに書いてあったかわかるくらいにやってみるわけです。隅から隅まで細かいところまで全部を成し遂げてみてください。ものすごい力がついていることに気付くことでしょう。

彩北進学塾では少なくとも各教科1冊ずつあるわけですから、それぞれの教科の1冊を徹底してやることです。「なにをやればいいですか?」という質問はナンセンスです。今持っている教材をやりこむことです。それすらできないのにほかの教材やプリントなどに手を付けていたら何も身に付かずに終わってしまいます。

中途半端にやることは成績も中途半端になるだけです。1冊を丸暗記、1冊を完璧に仕上げてみましょう。教科書と問題集の各1冊で入試に合格するだけの力は確実につきます。