彩北進学塾
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深谷市にある彩北進学塾のブログです。
さて、生徒たちを指導していると時々、このような生徒を見かけます。
それは机間巡視(演習中に先生が生徒の間を見回る)の際、自分が書いている解答や式などを見えないようにする生徒です。肘をその上に乗せたり、見えない角度にしたり、わざわざ消してしまったり…
いろいろな理由があります。
・自信がないので見られたくない
・間違っているのが恥ずかしい
・他人に見られることが嫌
・やっていないのがばれてしまう
その他…
どんな理由であっても、こういう状況はよくありません。塾では演習中に生徒の様子を見て回りますが、実はこの時間は非常に貴重な時間です。生徒がどんな答えを書いているのか、どんな風に解いているのか、どこで止まってしまっているかなどさまざまな情報を得る時間です。ところが、全く見えない状態にされてしまうと、何の情報もわからないばかりか、その生徒の頭の中(思考回路など)が全くつかめないのです。
それは、途中式やメモを消してしまう生徒も同様です。計算した途中式や必要に応じてメモ書きをしたものは必ず残しておかなければなりません。自分自身でも何がどう違っていたかの確認ができるとの先生がどこでつまずいているのかがすぐにわかるからです。
いずれにしても書いているものややっているものを隠す生徒は、今までの教えてきた経験からいっても、成績がよくありません。分からないことは恥ずかしいことでもないですし、むしろ、「私のを見て」とオープンなくらいが、お互いによい方向に行けます。
私の場合は、隠していても無理やり手をどけてしまいますが(笑)、他のスタッフはそこまでしないので、やはり堂々と見せるようにしてほしいと思います。正解していても間違っていても何かがおかしくても、落書きがあったとしても笑、見せた方がメリットが多いのです。
塾だけのことではないので、学校でもそうですし、その他の場面でも同じことが言えますので、自分のやっていることを見てもらうんだという気持ちになりましょう。