年長さん、小学生は読書を

深谷市にある彩北進学塾です。

学力が高い子は読書量が多いというデータがあります。学力が高いから読書をたくさんするのかと思うかもしれませんが、実際はその逆で、読書量が多いので学力が高いということになります。

本を読んだ方がよいというのはおそらく誰もがなんとなく思っていることと思います。理由は良くわからなくてもわが子には「本を読みなよ」と言う親が多いと思います。

では読書は何がそんなによいのか。

読書はいいことがたくさんあります。読書をしている最中ですが、そのとき脳は神経回路の発達を助けていると言います。読書をすると、まずは語彙力がアップしていきます。そして理解する力もつきますし、思考力や集中力もつきますね。さらには表現力も豊かになります。こういった力はすべて学力のもとになるものです。

幼少のころから読書をすることでこういった力を養うことができるわけですから、読書はできる限り習慣化するべきです。小さいうちから習慣にしていけば大きくなってから苦労することがないでしょう。逆に、小さい時から読書の習慣がない子に急に読書をしろといったところで難しいものがあります。

もちろん、幼少のころから本を読むことが嫌いで抵抗を感じる子どももいると思います。未就学児や小学校の低学年であればまずは「読み聞かせ」が効果的です。読むことそのモノを好きになることが大切です。

ジャンルや内容にこだわってはいけません。子どもが面白い、読みたいと感じるものでよいのです。活字があれば漫画でもゲームの本でもよいでしょう。料理の本でもよいかもしれませんし、雑誌でもよいでしょう。とにかくまずは本を読むことの楽しさを知ってもらうことが先決です。

今の時代は何も紙の本である必要もありません。すでに幼少期からタブレットやPC、スマホに触れている場合も多いので、電子書籍でもよいと思います。

活字に触れさせる時間を増やしていくことが重要なのです。読書をする中で、読みながら理解する訓練にもなります。もし、知らない言葉や語句が出てきたら調べたりもするでしょうし、親に聞いたりもするでしょう。そうすると自然と語彙力が養われていきます。一番いいのは辞書が手元にあるとよいと思います。辞書も紙の辞書でなくても電子辞書でもよいわけです。

どんどんと本を読んで、読書を習慣化していきましょう。

親が楽しそうに読書をすることで子どもも読書が楽しいものだと感じますので、親が全く読書をしないのに子供に読めというのは違います。

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