勉強は「面倒くさい」を乗り越えてこそ成長する!

勉強において「面倒くさい」と思う気持ちは誰にでもあります。しかし、その「面倒くさい」を理由に手を抜いてしまうと、成績はなかなか伸びません。実際に、3月や春期講習から彩北進学塾に新しく入った生徒たちを見ていると、最初のうちはとにかく「面倒くさがる」子が多いのが現実です。

例えば、次のような勉強の仕方をしてしまうケースがよくあります。

・数学の途中計算を書かない(頭の中で計算しようとして間違える)

・割り算の筆算をしない、または小さなスペースに無理やり書く(結果、数字を読み違えてミスが増える)

・国語の文字数を数えるとき、鉛筆で追わずに目でざっと見るだけ(数え間違いが起こる)

・なんでも1回で答えを出そうとする(整理せずに解くため、ミスが増える)

こうした勉強の仕方をしていると、努力が結果に結びつきにくくなります。



点数が高い生徒は「面倒くさがらない」
特に数学の計算では、点数が高い生徒ほど、別のノートに大きく計算を書いている傾向があります。なぜなら、

・途中計算をしっかり書くことで、どこで間違えたかすぐに確認できる

・自分で見直す際にミスを発見しやすくなる

からです。

私自身も、算数や数学の指導では答えよりも途中式や筆算を重視しています。答えが間違っていたとしても、途中のどこで間違えたのかがすぐに分かれば、改善につながるからです。

また、丁寧に書いている生徒の中にも、字が雑すぎて自分で読めないケースがあります。例えば、

・「0」と「6」の区別がつかない

・「u」と「v」や「a」の区別がつかない

といったことがあると、それだけで大きなミスにつながります。勉強以前の問題として、「自分の字を読めるようにする」ことは基本なのです。



「面倒くさくても」やるだけで点数が変わる
実は、計算をしっかり書くだけで、テストの点数は大きく変わります。

例えば、割り算の筆算を適当にやってしまうと、

・小数点の位置を間違える

・数字の立てる位置をずらしてしまう

といったミスが増えてしまいます。しかし、大きく・正確に書くだけで、こうしたミスを防ぐことができます。

国語や社会でも「面倒くさい」が命取りに
これは数学だけの話ではありません。国語や社会でも、

漢字が面倒だからとひらがなで書く

のはNGです。テストでどうしても思い出せないときだけは仕方ありませんが、普段からひらがなで済ませてしまうと、

・漢字の知識が身につかない

・その結果、語彙力が低下する

・社会の語句の意味が理解できない

という悪影響があります。漢字には意味があります。「面倒だから」といって適当にしていると、文章を正しく理解する力も弱くなってしまうのです。



小学校高学年~中学生に特に多い!今すぐ改善を

こうした「面倒くさいから手を抜く」習慣は、特に小学校高学年から中学生にかけてよく見られます。しかし、今すぐにやめて、基本通りにやる習慣をつけるだけで、成績は確実に上がります。

「面倒くさがらずに書く」「丁寧に整理する」

たったこれだけで、勉強の成果が大きく変わるのです。文字は綺麗でなくても構いません。楷書で読める字を書く!これが第一歩です。

彩北進学塾では、こうした基本的な勉強の仕方からしっかり指導し、「できるようになる」ことを目指します。お子さんの学習習慣に不安を感じている保護者の方は、ぜひ一度無料体験にお越しください!